| 相談窓口 | 足立区役所 環境部 生活環境保全課(南館11階) |
|---|---|
| 電話 | 03-3880-5410 |
| 受付時間 | 8時30分〜17時15分(土日祝日を除く) |
| 根拠 | 足立区生活環境の保全に関する条例 |
| 支援の内容 | 費用100万円を上限に区が直接片付け等 |
| 支援の条件 | 同意・費用負担が困難・審議会の判断の3つが必要 |
| 相談できる人 | ご本人でも、近隣の方でも相談できます |
先に結論
足立区には片付け費用の支援制度があります。ただし3つの条件を満たし、審議会の判断を経る必要があるため、時間がかかります。日程が決まっている片付けでは、区へ相談しながら並行して見積もりを取っておくのが現実的です。
まず知っておきたい。足立区には片付け費用の支援があります
物が積み上がった部屋の片付けは、費用がかかります。そのため「お金がないから何もできない」と止まってしまうことがあります。
足立区では、足立区生活環境の保全に関する条例に基づいてごみ屋敷対策事業を行っており、条件を満たす場合には片付けのための支援が用意されています。
| 直接片付け | 費用100万円を上限に区が行う |
|---|---|
| 協力団体への謝礼金 | 5万円を上限に、片付けに協力した町会・自治会等の団体へ区が支払う ※ご本人が受け取るものではありません |
| 条件1 | 所有者等が改善に同意していること |
| 条件2 | 改善のための費用負担が困難であること |
| 条件3 | 審議会が必要と認めること |
誰でも使える制度ではありません
3つの条件はすべて必要です。とくに所有者等が改善に同意していることが前提になるため、ご家族だけが困っていて本人が反対している場合は対象外となることがあります。ただし「所有者等」には管理者や相続人も含まれうるため、個別の判断は区にご確認ください。
その場合でも相談はできます。区は調査のうえ指導・勧告を行う仕組みを持っています。
区に相談したあと、どう進むのか
足立区の対応は、次の順で進むことが定められています。
- 調査、指導・勧告の実施
- 指導・勧告を行ったにもかかわらず改善されない悪質なケースの場合は、命令・公表
- 正当な理由なく命令に従わなかった場合には、代執行
つまり、区の制度は「相談したらすぐ片付けてもらえる」ものではありません。調査と判断の手続きを踏むぶん、時間がかかります。
親の家がその状態で、退去日が決まっているんです。待てるでしょうか。
日程が動かせないなら、区への相談と並行して見積もりも取っておくことをおすすめします。
見積もりは無料で、取ったからといって頼む必要はありません。金額と日数が分かってから、区の制度を待つか自分で進めるかを決められます。
片付けを始める前に、値段がつく物が埋もれていないか
物が積み上がった部屋では、何があるか本人にも家族にも分からなくなっていることがよくあります。
そのまま全部を処分すると、処分費を払ったうえで、売れたはずの物まで捨てることになります。
片付けの前に見てほしいもの
- 家具・家電(動くもの、購入から年数が経っていないもの)
- 貴金属、時計、着物、カメラ、楽器
- 桐たんす、和家具、ブランド名の入った家具
- 物置や押し入れから出てきた、値段の見当がつかないもの
買取店と回収業者を別々に探すと、同じ品物の説明も日程調整も二度になります。エコラビでは訪問時に品物を見ながら、買取候補と処分候補をその場で仕分けます。東京東部の出張買取でも同じ流れでご案内しています。
何から手をつけるか迷う場合は、実家じまいの進め方に順番をまとめています。捨ててはいけない物の確認はこちらです。
区の支援・粗大ごみ・買取、3つを並べて比べる
費用だけを見ると判断を誤ります。「お金」「かかる時間」「条件」の3つを同時に見てください。
| 比べる項目 | 区の支援制度 | 粗大ごみとして出す | 買取として相談 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 区が100万円を上限に負担 | 品目ごとに手数料 | 査定0円/出張0円 キャンセル0円 |
| 使える条件 | 同意・費用困難・審議会の3つ | 申し込めば誰でも(予約制) | 品物と搬出条件を確認のうえ |
| かかる時間 | 調査・審議の手続きが必要 | 申込から収集日まで待つ | 相談時に調整 |
| 自分で運ぶ範囲 | — | 自宅の外まで | 運び出しから相談できる ※品物と搬出条件によります |
| 量が多いとき | 対象になりうる | 品目ごとに手数料がかさむ | 事前に量を伺って調整 |
| 値段がつく物 | 扱いについて公表された定めはありません | 手数料を払って処分 | 買取として査定します |
| 本人が反対している | 相談できる(指導・勧告の仕組み) | — | ご本人の同意が必要です |
「買取として相談」の欄は、品物・量・搬出の条件を確認したうえでご案内する内容です。すべてをお引き受けできるとは限りません。ごみ屋敷のご相談自体は足立区の生活環境保全課(03-3880-5410)が窓口です。
エコラビにご相談いただけること
ごみ屋敷の片付けと一口に言っても、必要になる作業は状態によって大きく違います。エコラビがお手伝いできるのは、次の範囲です。
| ご相談いただけます | 家具・家電・生活用品の買取と、その運び出し/買取品を出すための片付け |
|---|---|
| 先に伺うこと | お部屋の状態、物の量、搬出の経路(階段・エレベーターの有無) |
| お伝えすること | 買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物の仕分け |
お部屋の状態によってはお引き受けできない場合もあります。その場合はその旨をはっきりお伝えします。できないことを「できます」とは申し上げません。
まず区に相談していただくのがいちばんです。そのうえで、支援の条件に当てはまらない場合や、日程が待てない場合にお声がけください。
近隣の方からも相談できます
ごみ屋敷の相談は、ご本人やご家族からのものだけではありません。近隣にお住まいの方からのご相談も、区は受け付けています。
においや虫、道路にはみ出した物、火災の心配。生活に直接影響が出ていても、隣の家のことに口を出しづらい、という声はよく聞きます。
そうした場合の窓口が生活環境保全課(03-3880-5410)です。区が調査を行い、必要に応じて指導・勧告という手順に進みます。区の職員が解決までサポートすると案内されています。
相談するときに伝えるとよいこと
- 場所(住所や目印になる建物)
- いつ頃からその状態か
- 実際に困っていること(におい、虫、通行の妨げなど)
- ご本人と話ができる関係かどうか
感情ではなく、起きている事実を伝えるほうが手続きが進みやすくなります。
片付けを始めるとき、どの順番で手をつけるか
実際に片付けを始めると、どこから手をつけてよいか分からなくなります。現場では、次の順番で進めると止まりにくくなります。
- 動線を作る/玄関から部屋までの通り道を先に空けます。ここが塞がったままだと、何を運び出すにも作業が止まります
- 貴重品と書類を先に探す/通帳、印鑑、権利証、保険証券、年金や税の書類。処分してからでは取り返しがつきません
- 値段がつきそうな物を分ける/家具・家電・貴金属・時計・着物など。処分する前に確認します
- 残りを処分の区分ごとに分ける/粗大ごみ、燃やすごみ、資源。粗大ごみは予約制なので、搬出日から逆算して申し込みます
この順番を逆にすると、通帳や保険証券を処分してしまったという事故が起きます。何を残すべきかは捨ててはいけないものに整理しています。
この記事は2026年8月11日時点で 足立区公式サイト(足立区のごみ屋敷対策事業) を確認して作成しています。支援の条件や金額は変更されることがあるため、ご相談前に区の最新のお知らせをご確認ください。
片付けたい量が多いとき、粗大ごみは日程の逆算が要ります
片付けを自分で進める場合、家財は区の粗大ごみとして出すことになります。ただし収集は予約制で、搬出日は申し込んだ日のおよそ1週間先になります(受付状況にもよります)。退去日が決まっているなら、そこから逆算して申し込む必要があります。
足立区の粗大ごみの出し方は足立区の粗大ごみにまとめています。
買取として引き取れる物を先に分けておくと、処分する量そのものが減ります。家具は足立区で家具を売る、故人のお住まいから出た品物は足立区の遺品買取もあわせてご覧ください。
どう進めるか、最後の判断
まず区に相談したほうがよい場合
- 片付けの費用を用意するのが難しい
- ご本人が片付けに同意している
- 近隣への影響が出ていて、どこに言えばよいか分からない
- ご本人が反対していて、家族だけでは動かせない
並行して無料見積もりを取ったほうがよい場合
- 退去日や引き渡し日が決まっていて、審議の結果を待てない
- 費用負担が困難とまでは言えず、支援の条件に当てはまらなそう
- 家具・家電が多く、買取と処分を分けたい
- まだ使えそうな物、価値が分からない物が混ざっている
1つでも当てはまるなら、まずは無料見積もりを取ってみてください。
買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物を分けてお伝えします。金額を聞いてから決めていただけます。
この記事のポイント
- 足立区には条例に基づくごみ屋敷対策事業があり、相談窓口は生活環境保全課(03-3880-5410)
- 条件を満たせば、費用100万円を上限に区が直接片付けなどを行う
- 支援には「本人の同意」「費用負担が困難」「審議会が必要と認める」の3条件が必要
- 区の対応は調査・指導勧告から始まり、手続きに時間がかかる
- 日程が決まっている場合は、区への相談と並行して見積もりを取っておくと選択肢が残る
足立区でエコラビに相談される理由
買取と処分を、その場で分けます
買取店と回収業者を別々に探すと、同じ品物の説明も日程調整も二度になります。
訪問時に品物を見ながら、買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物を分けてお伝えします。お客様が仕分けてから連絡する必要はありません。
運び出しから伺います
物が積み上がった部屋では、まず動線を作るところから始まります。
ご家族だけで進めようとすると、途中で止まってしまうことがあります。運び出しはスタッフが伺いますので、ご相談ください。
費用が発生する前に判断できます
出張料・査定料・キャンセル料はいずれも0円です。
金額を聞いてから「やっぱり区の制度を待つ」と決めていただいて構いません。見てもらうだけなら費用はかかりません。
よくあるご質問
足立区のごみ屋敷は、どこに相談すればよいですか?
足立区役所 環境部 生活環境保全課(南館11階)が窓口です。電話は03-3880-5410、受付は8時30分から17時15分まで(土日祝日を除く)です。ご本人からのご相談でも、近隣の方からのご相談でも受け付けています。
片付けの費用を区が出してくれるのですか?
条件を満たせば支援があります。費用100万円を上限に、区が直接片付けなどを行います。ただし、(1)所有者等が改善に同意していること (2)改善のための費用負担が困難であること (3)審議会が必要と認めること、の3つが必要です。誰でも自動的に使える制度ではありません。なお、これとは別に5万円を上限とする謝礼金の仕組みがありますが、これは片付けに協力してくださった町会・自治会等の団体に区が支払うもので、ご本人が受け取るものではありません。
本人が片付けに反対している場合はどうなりますか?
支援の条件に「所有者等が改善に同意していること」が含まれているため、対象外となる場合があります。ただし「所有者等」には管理者や相続人も含まれうるため、個別の判断は区にご確認ください。また、区は調査のうえ指導・勧告を行い、それでも改善されない悪質なケースでは命令・公表、正当な理由なく命令に従わなかった場合には代執行という手順が定められています。まずは生活環境保全課へご相談ください。
区に相談すると、すぐに片付けてもらえますか?
すぐではありません。調査や審議会の判断といった手続きが必要です。退去日や引き渡し日が決まっていて日程が動かせない場合は、区へ相談しつつ、並行して民間の見積もりも取っておくと選択肢が残ります。
エコラビはごみ屋敷の片付けもしていますか?
家具・家電・生活用品の買取と、その運び出しをご相談いただけます。買取する品物を出すための片付けもあわせて承ります。お部屋の状態によってはお引き受けできない場合もありますので、まずは状況をお聞かせください。訪問して確認したうえで、できることをお伝えします。
片付けたいものが多いのですが、粗大ごみで間に合いますか?
足立区の粗大ごみの収集は予約制で、搬出日は申し込んだ日のおよそ1週間先になります。量が多いほど、運び出しと日程の調整に時間がかかります。買取として引き取れる物と処分する物を分けながら進めると、処分する量そのものが減ることがあります。詳しくは足立区の粗大ごみの記事もあわせてご覧ください。