江東区で遺品を片付けるとき 早わかり(2026年8月13日時点)
| ★一度に出せる量 | 45リットルの袋で3袋まで。超える場合は清掃事務所へ相談。「人員の体制や混雑状況等によりお受けできない場合があります」とされています |
|---|---|
| ★粗大ごみの持ち込み | 受け付けていません。区の施設への自己搬入は事業活動で出たごみに限られ、家庭から出たごみは持ち込めません |
| 粗大ごみの大きさ | 一辺の長さがおおむね30センチ以上のもの(家具・ふとん・自転車など) |
| 申し込み | 粗大ごみ受付センター 03-6431-9997(月曜〜土曜・祝日も可、日曜と年末年始を除く/午前8時〜午後7時)/インターネットとLINEミニアプリは24時間 |
| インターネットの上限 | 合計10個まで。それを超える場合は受付センターへ電話。収集日の3日前(日曜・年末年始を除く)からは、ネットでの追加・変更・キャンセルができません |
| 処理券 | A券200円・B券300円を組み合わせて貼ります。名前(集合住宅は部屋番号も)または受付番号と収集予定日を記入。他区の処理券は使えません。台紙は回収が終わるまで保管 |
| 出す時間と場所 | 収集日の朝8時までに自宅前(アパート・マンションは建物の入口付近などわかりやすい場所)へ。収集は午前8時から概ね午後3時までで、時間の指定はできません |
| サイズ・重さ | 最大辺が180センチメートルを超えるもので切断できないものは清掃事務所へ。重さが50キログラムを超えると区で回収できない場合があります。箱物家具の寸法は分解前が基準で、料金は高さと幅の合計で決まります |
| ★仏壇 | 区の品目表では粗大ごみです。神棚・位牌・骨壺は品目表に記載が見当たりませんでした |
| ★区で収集しないもの | ピアノ/耐火金庫・防盗金庫/消火器/自動車用タイヤ/バッテリー/灯油/注射針(回収薬局へ)。いずれも「専門業者に依頼してください」と案内されています |
| 手数料の減額・免除 | 天災・生活保護・児童扶養手当・特別児童扶養手当・旧母子準母子福祉年金・老齢福祉年金は免除、火災等の災害は9割減免。インターネットでは申請できません。申請書と証明書類は回収日の3日前までに清掃事務所へ |
| 運び出し収集 | 要介護2以上/65歳以上/身体障害者手帳をお持ちの方のいずれかに該当する方のみの世帯で、身近な人などの協力を得ることが困難、または自ら屋内から運び出せない場合。引越しやリフォーム等で大量に出る場合は対象外。窓口は業務センター(03-6666-0562)で、受付センターとインターネットでは受け付けていません |
江東区で遺品を片付けるとき、当日つまずく5つのこと
江東区はインターネットとLINEミニアプリで24時間申し込めて、入口はとても入りやすい区です。つまずくのは入口の先にある「量」と「運び方」のほうです。遺品整理の場面で実際に多いものを5つ挙げます。
1. 一度に出せるのは45リットルの袋で3袋までです
区のよくあるご質問に、こう書かれています。
「一度にどれくらい出せますか。/45リットルの袋で3袋までです。」
これを超える量を出したいときは、清掃事務所へ相談するよう案内されています。あわせて「人員の体制や混雑状況等によりお受けできない場合があります」とも書かれています。相談すれば必ず引き取ってもらえる、という制度ではありません。
押し入れひとつ、たんすひと棹分の衣類。遺品整理では、この3袋の線は驚くほど早く超えます。日程が決まっているなら、まず全体の量をざっと数えてから電話してください。
2. 粗大ごみの持ち込みを受け付けていません
ここが近隣の区といちばん違うところです。区のよくあるご質問には、はっきりこう書かれています。
「粗大ごみの持ち込みは受け付けておりません。粗大ごみ受付センターへ回収のお申し込みをお願いします。」
区の施設への自己搬入は事業活動で出たごみに限られていて、区の案内にも「家庭から排出されたごみも持ち込むことはできません」と明記されています。「自分で運べば安く済む」という手が、江東区では最初から使えません。制度そのものは 江東区の粗大ごみ にまとめています。
3. ネットで申し込めるのは10個までです
区の受付システムには「インターネット受付でお申込みになれる粗大ごみの個数は合計10個までです。それ以上の粗大ごみをお出しになる場合には、粗大ごみ受付センターまでお電話でお申込みください」とあります。
遺品整理では10個はすぐ超えます。最初から電話で申し込むほうが早いことが多いと考えてください。なお収集日の3日前(日曜日と年末年始を除く)からは、インターネットでの追加・変更・キャンセルができません。予定が動きやすい片付けでは、この締切も効いてきます。
4. 大きい物・重い物は、区では引き取れないことがあります
区の案内では、最大辺が180センチメートルを超えるもので切断できないものは清掃事務所へ問い合わせるよう示されています。また重さが50キログラムを超えると区で回収することができない場合があるとされていて、清掃事務所(03-3644-6216)への相談が案内されています。
区の受付システム側では、これを別の言い方で「収集職員が腰の高さまで持ち上げることができないもの」とも書いています。大きな和だんすや石の置物は、この線で引っかかることがあります。
あわせて、箱物家具の寸法は分解前が基準で、料金は高さと幅の合計で決まります。分解して小さく見せても、扱いは変わりません。
5. ピアノ・耐火金庫・消火器は区では収集していません
区の品目表では、ピアノ、耐火金庫・防盗金庫、消火器、自動車用のタイヤ、バッテリー、灯油はいずれも「収集不可」で、「専門業者に依頼してください」と案内されています。在宅医療で使った注射針は「回収薬局へお持ちください」です。
一方で、同じ「金庫」でも手さげ金庫は30センチメートル以上なら粗大ごみ、30センチメートル未満なら燃やさないごみです。品目名だけで判断すると間違えます。
仏壇はどうすればいいですか。処分できるものなのでしょうか。
江東区の品目表では、仏壇は「粗大ごみ」です。収集できない品目には入っていないので、粗大ごみとして申し込めます。
ただし神棚・位牌・骨壺は、区の品目表に記載が見当たりませんでした。この3つは受付センターでご確認ください。宗教的なお取り扱いについては、菩提寺や葬儀社にご相談される方が多いです。
区も「粗大ごみにしない方法」を勧めています
あまり知られていませんが、江東区は「粗大ごみの出し方」のページに次の節を設けています(2026年8月13日時点)。
「”粗大ごみ”にしない方法をご検討ください! まだ使えるものが「粗大ごみ」として処分されています。区では、新たに民間事業者と協定を締結し、リユース(再利用)を推進しています。」
区はメリットを4つ挙げていて、先頭が「処分費を払わずに、買取事業者や地元住民に売れます、譲れます」、次が「最短、当日中に手間なく引き渡しができる可能性もあります」です(ほかに「ごみ減量」「ものを大切にする意識の醸成」)。区の受付システムにも「大型の家電や家具でも自宅まで買取にきてくれる事業者もあります」と書かれています。
区が名指ししている協定事業者は株式会社マーケットエンタープライズと株式会社ジモティーで、あわせて区内のリサイクルショップも紹介されています(清掃リサイクル課 03-3647-9181)。なお区は、協定事業者を利用した際のトラブルや損害等について責任を負いかねるとしています。私たちは区の協定事業者にも、区が紹介している区内リサイクルショップの一覧にも含まれていません。埼玉県三郷市から伺う出張買取です。
遺品の中で、値段がつきやすい品物とつきにくい品物
「もう古いから」と決めてしまう前に、一度確認しておきたい品目があります。ご自身で価値を調べていただく必要はありません。
- 着物・和装小物/証紙や作家名が分かるもの、状態の良いもの
- 時計・貴金属・宝飾品/ブランド時計、金やプラチナの製品など
- 骨董・美術品/掛軸、茶道具、絵画、陶磁器など
- カメラ・レンズ・楽器/古くても需要のある機種があります
- 切手・古銭・記念品/まとめて保管されていることが多い品目です
- ブランド品/バッグ、財布、アクセサリーなど
- 未開封の贈答品/食器、タオル、酒器など。押し入れの奥に残りがちです
- 比較的新しい家具・家電/製造年が新しく、状態の良いもの
エコラビは古物商許可(許可番号 305552421884)のもとで買取を行っています。ご連絡をいただいてから日程を調整して伺い、その場で仕分けたうえで見積もりをお伝えします。運び出しはスタッフが行います。お客様に持ち上げていただくことはありません。
品目ごとの見方は 着物の買取、骨董品・貴金属の買取、時計の買取 にまとめています。
反対に、対象になりにくいのは、長く湿気の多い場所に置かれてカビや虫食いが出ている物、日焼けやしみが広がっている物、部品や片方が欠けている物です。この線引きは現物を見ないと判断できません。まずはお問い合わせいただき、訪問して確認しています。
価値が分からない物が出てきたときの4つの進め方
- 売れるか分からない物も、捨てずに残しておく
- 箱・保証書・付属品があれば、品物と一緒にしておく
- 汚れている物を無理に洗ったり磨いたりしない(状態を損なうことがあります)
- 訪問時に、まとめて拝見します
区に出す・買取に出す、2つを並べて比べる
江東区は持ち込みができないため、選択肢は2つです。費用・手間・時間の3点で並べます。
| 区の収集に出す | 買取に出す | |
|---|---|---|
| 費用 | A券200円・B券300円を組み合わせて貼ります。減額・免除の制度があります(インターネットでは申請できません) | 買取できる物は費用がかかりません。買取に回せない物は、区の制度をご案内します |
| 手間 | 申し込み、処理券の購入と貼付、収集日の朝8時までに自宅前へ運び出し。時間の指定はできません | ご在宅で立ち会っていただきます。運び出しはスタッフが行います |
| 量の枠 | 袋詰めは45リットル袋で3袋まで(超える分は清掃事務所へ相談)。インターネット申込は10個まで | 日程は調整のうえ決めます。ご希望に沿えない日もあります |
| 向いている場合 | 点数が少なく、自宅前まで運べる | 値段がつきそうな品物がある、点数が多い、運び出しが難しい |
すべてをお引き受けできるとは限りません。品目や状態によっては、区の制度をご案内したほうが早いこともあります。
どちらが早いか分からないときは、お電話でお聞きください。品物の種類とおおよその点数を伺えば、買取の対象になりそうか、伺える日はいつごろかを、その場でお伝えします。お電話は 03-6820-4387(受付 9:00–18:00/年中無休)です。この時点で費用は発生しません。
訪問での買取の決まり。品物によって、効くものと効かないものがあります
- 勧誘に先立って、事業者の氏名(名称)、契約の締結について勧誘をする目的であること、購入しようとする物品の種類を告げること
- 法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録によって申し込みの撤回や契約の解除ができること
- その期間内は、事業者に対して品物の引き渡しを拒むことができること。事業者には、この点を告げる義務があること
エコラビはご連絡をいただいてから日程を調整して伺います。こちらから突然お伺いすることはありません。確認の前に金額だけを先にお約束することもありません。査定額にご納得いただけない場合、その場で契約を進めることもありません。
片付けの順番。先に決めておくと迷いません
1. 残す物を決める
写真、書類、思い出の品。まず「残す物」を一か所に集めておくと、あとの判断が速くなります。ご家族で意見が分かれる物は、決めずに保留にしておいて構いません。捨てる前に確認したい物は 実家じまいで捨ててはいけないもの にまとめています。なお区の品目表では、写真は「燃やすごみ」で「資源にはなりません」とされています。
2. 価値が分からない物を集める
着物、時計、貴金属、掛軸、カメラ、切手。判断がつかない物は、捨てずにまとめておきます。付属品や箱があれば一緒にしておきます。
3. 袋詰めの量を数える
ここが江東区の勘所です。45リットルの袋で3袋を超えるかどうか。超えるなら清掃事務所への相談が必要になります。数えてから電話すると、相談が一度で済みます。
4. 粗大ごみの点数を数える
10個を超えるならインターネットではなく電話です。布団は袋に入っても粗大ごみで、座布団は「1〜5枚までで1点」として一まとめにして出します。石油ストーブや石油ファンヒーターは、灯油を必ず抜いてから出します。
5. 区で扱えない物を分ける
ピアノ、耐火金庫、消火器、自動車用タイヤ、バッテリー、灯油。家電4品目とパソコンも区の粗大ごみでは扱っていません。家電の出し方は 江東区の家電買取 にまとめています。
江東区でエコラビにご相談いただく場合
遺品整理では、ご家族が価値をご存じない品物が必ずと言っていいほど出てきます。何に値段がつくのかは、現物を見ないと分かりません。訪問して、買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物を分けてお伝えします。査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。
ご相談の際は、品物の種類とおおよその点数、お住まいの階数とエレベーターの有無を伺います。この時点で費用は発生しません。日程を調整して伺い、その場で仕分けたうえで見積もりをお伝えします。お受けになるかどうかは、金額をお聞きになってから決めていただけます。
お引っ越しにあわせたご相談は 江東区の引っ越しと不用品買取、墨田区・台東区をまたぐ場合は 墨田・江東・台東の出張買取、始める時期で迷っているときは 遺品整理はいつから始めるか をご覧ください。
この記事は2026年8月13日時点で 江東区公式サイト(粗大ごみの出し方)、江東区公式サイト(ごみのよくあるご質問)、江東区公式サイト(ごみの分け方早見表五十音・品目表)、江東区公式サイト(収集手数料の減免)、江東区公式サイト(粗大ごみの運び出し)、を確認して作成しています。手数料や受付条件は変更されることがあるため、お申し込み前に区の最新のお知らせをご確認ください。
この記事で分かること
- 1. 一度に出せるのは45リットルの袋で3袋までです
- 2. 粗大ごみの持ち込みを受け付けていません
- 3. ネットで申し込めるのは10個までです
- 4. 大きい物・重い物は、区では引き取れないことがあります
- 5. ピアノ・耐火金庫・消火器は区では収集していません
- 訪問での買取。品物によって効くものと効かないものがあります
よくあるご質問
江東区は一度にどれくらいのごみを出せますか?
区のよくあるご質問では「45リットルの袋で3袋まで」とされています。それを超える量を出したい場合は清掃事務所へ相談するよう案内されていて、「人員の体制や混雑状況等によりお受けできない場合があります」とも書かれています。遺品整理では、押し入れひとつ分でもこの線を超えることがあります。早めに相談しておくと段取りが立てやすくなります。
江東区の粗大ごみは、自分で持ち込めますか?
持ち込めません。区のよくあるご質問には「粗大ごみの持ち込みは受け付けておりません。粗大ごみ受付センターへ回収のお申し込みをお願いします」と書かれています。区の施設への自己搬入は事業活動で出たごみに限られていて、家庭から出たごみは持ち込めないと明記されています。近隣の区には持ち込みができるところもあるため、情報が混ざりやすい点です。
仏壇は区で引き取ってもらえますか?
江東区の品目表では、仏壇は「粗大ごみ」とされています。収集できない品目として扱われていないため、粗大ごみとして申し込めます。ただし、神棚・位牌・骨壺については区の品目表に記載が見当たりませんでした。扱いに迷う品目は、粗大ごみ受付センター(03-6431-9997)でご確認ください。
ピアノや金庫はどうすればいいですか?
区の品目表では、ピアノ、耐火金庫・防盗金庫、消火器、自動車用タイヤ、バッテリーはいずれも「収集不可」で、「専門業者に依頼してください」と案内されています。一方で手さげ金庫は、30センチメートル以上なら粗大ごみ、30センチメートル未満なら燃やさないごみです。同じ「金庫」でも扱いが分かれます。
ネットで申し込めますか?
申し込めます。ただし区の受付システムでは「インターネット受付でお申込みになれる粗大ごみの個数は合計10個までです」とされていて、それを超える場合は粗大ごみ受付センターへ電話するよう案内されています。また、収集日の3日前(日曜日と年末年始を除く)からは、インターネットでの追加・変更・キャンセルができません。手数料の減額・免除の申請も、インターネットからはできません。
どんな品物なら値段がつきますか?
着物や和装小物、時計・貴金属、掛軸や茶道具などの骨董、カメラやレンズ、切手や古銭、ブランド品、比較的新しい家具や家電などは、状態と種類によって買取の対象になることがあります。反対に、傷みが進んでいる物や、分解しないと搬出できない物は対象になりません。現物を見ないと判断できないため、訪問して確認しています。
査定に費用はかかりますか?
査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。金額をお聞きになってから決めていただけます。