練馬区で実家を片付けるとき 早わかり(2026年8月10日時点)

粗大ごみの大きさ原則としておおむね30センチメートル角を超えるもので、耐久消費財を中心とした大型ごみ
収集の申し込み粗大ごみ受付センター 03-5703-5399(自動音声応答システムで対応。受付時間の記載はありません)/インターネット申込は24時間受付
収集の手数料有料粗大ごみ処理券(A券200円・B券300円)を購入して貼る
出す時間と場所収集日当日の朝8時まで。戸建ては道路に面した敷地内、集合住宅は粗大ごみ置き場や敷地入口付近
自分で持ち込めるかできる(練馬区資源循環センター)。ただし持ち込みも有料で、処理券を貼って持ち込む
持ち込みの上限1回15個まで/一世帯あたり年度内3回(4月から3月まで)まで
持ち込み先練馬区資源循環センター(谷原1丁目2番20号)/申し込みの際に指定した日時に持ち込む(土・日・祝日可 午前9時〜11時・午後2時〜4時)
運び出し制度65歳以上のみの世帯の方、身体に障害のある方のみの世帯の方が対象。引っ越しに伴う運び出しは対象外
持ち込める人申し込みをされたご本人、または同一世帯(同一住所)の方のみ。他人の粗大ごみは持ち込めません
持ち込みの車両自家用車またはレンタカー(2トン車まで)のみ。運送業の車両では持ち込めません
持ち込みの条件事前申込が必須/本人確認書類が必要/人手の用意が必要
オンライン決済インターネットから収集を申し込む場合のみ(持ち込みは対象外)
区で収集しないもの洗濯機・テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・衣類乾燥機は小売店へ/家庭用パソコンはメーカーでの引き取り/事業として使用したものは事業系ごみ
買取の対象になりやすい品物着物・和装小物、時計・貴金属、骨董・美術品、カメラ・レンズ、切手・古銭、ブランド品、比較的新しい家具・家電
訪問での買取の決まり特定商取引法の訪問購入。不招請勧誘の禁止/法定書面を受け取った日から数えて8日以内はクーリング・オフができる(一部の品目は対象外)
困ったときの相談先消費者ホットライン 188

この記事は2026年8月10日時点で 練馬区公式サイト(粗大ごみの出し方)消費者庁 特定商取引法ガイド(訪問購入)国民生活センター 消費者トラブルFAQ(訪問買取でクーリング・オフできる対象品) を確認して作成しています。手数料や受付条件は変更されることがあるため、お申し込み前に区の最新のお知らせをご確認ください。

練馬区で実家を片付けるとき、当日つまずく5つのこと

実家の片付けは、多くの方にとって初めての作業です。区の制度を調べてから動き出す方がほとんどですが、実際につまずくのは制度そのものではなく、その条件のほうです。多いものを5つ挙げます。

1. 練馬区は、自分で持ち込んでも手数料がかかります

区の案内では、自己搬入は「有料粗大ごみ処理券を貼って練馬区資源循環センターに持ち込んでください」とされています。持ち込めば無料になる、という仕組みではありません。

持ち込みで短くできるのは、収集日を待つ時間のほうです。手数料そのものは収集と同じです。23区の中には持ち込みなら手数料が免除される区もあり(足立区など)、区ごとに扱いが違うため情報が混ざりやすいところです。

2. 持ち込みは1回15個・一世帯あたり年度内3回まで

区が示しているのは「1回15個まで」と「一世帯あたり年度内3回(4月から3月まで)まで」という2つの数字です。掛け算をすれば年度内45個になりますが、45個という上限が区の案内に書かれているわけではありません。

たんす、食器棚、寝具、テーブル、椅子、本棚、こたつ。実家一軒分を数え始めると、この枠は思ったより早く埋まります。収まらない分は収集の申し込みになります。

3. 持ち込めるのは、ご本人か同一世帯の方だけです

ここが、離れて暮らすご家族にとっていちばん大きな条件です。区の案内では「申込みをされた本人または同一世帯(同一住所)の方のみ持込みができます」「他人の粗大ごみは持ち込めません」とされています。

別居のお子さんが、親御さんの粗大ごみを代わりに運ぶことはできません。当日に本人確認書類が必要なのは、この確認のためです。車にも条件があり、自家用車またはレンタカー(2トン車まで)のみで、運送業の車両では持ち込めません。

4. テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・パソコンは区では扱いません

洗濯機、テレビ、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、衣類乾燥機は区では収集しておらず、小売店への引き取り依頼が案内されています。家庭用パソコンはメーカーでの引き取りです。事業として使用したものは事業系ごみの扱いになります。

長く住まわれた家では、これらがほぼ必ず出てきます。しかも、古い家電が物置や2階に残っていることがあります。品目ごとに引き取り先が分かれるため、区の申し込みだけでは終わらない前提で段取りを組んでおくと慌てません。

5. 収集は当日の朝8時までに、決まった場所へ出しておく必要があります

収集日当日の朝8時までに出します。場所は住まいの形で変わり、戸建ては道路に面した敷地内、集合住宅は粗大ごみ置き場や敷地入口付近です。

手数料を払っても、部屋から外までの運び出しは含まれません。遠方にお住まいで当日その場にいられない場合、ここが一番の壁になります。

ただし区には、65歳以上のみの世帯の方と、身体に障害のある方のみの世帯の方を対象にした運び出し制度があります。親御さんだけでお住まいなら、まずこちらに当てはまるかを確認してください。引っ越しに伴う運び出しは対象外とされているため、家を空けるための片付けでは使えないことがあります。

読者

帰省できるのが月に1回だけです。それでも進められますか?

エコラビ

進められます。ただ、区の収集は申し込みから収集日まで日数がかかり、当日の朝8時までに外へ出す必要があります。帰省の日程と合わないことがよくあります。

1回の帰省でどこまで終わらせたいかを先に決めておくと、区に出す分と、まとめて見てもらう分の切り分けが楽になります。

「親が元気なうち」と「家を空けるとき」で、進め方が変わります

実家の片付けというひとつの言葉に、性質のまったく違う2つの場面が入っています。どちらなのかで、順番も、急ぎ方も変わります。

親御さんが元気なうちに進める場合

いちばんの利点は、ご本人が決められることです。何を残したいか、誰に渡したいか、どれが大事な物か。これはご本人にしか分かりません。あとから探す手間も、ご家族で意見が分かれることも、大きく減ります。

一方で、急がせないことが大切です。「捨てよう」から入ると話が止まります。「これは値段がつくかもしれない」から入ると、手が動きやすくなります。使わなくなった物に値段がつくと分かると、片付け自体が前向きな作業になるためです。

期限がないので、1部屋ずつ、あるいは押し入れ1つずつでも構いません。進め方は 生前整理の進め方 にまとめています。

家を空けるとき(退去日や引き渡し日が決まっている場合)

こちらは期限が主役になります。決まった日までに家を空ける必要があるため、逆算がすべてです。

区の収集は申し込みから収集日まで日数がかかります。持ち込みも1回15個・一世帯あたり年度内3回の枠があり、資源循環センターの受付は午前9時から11時と午後2時から4時です。しかも運べるのはご本人か同一世帯の方だけです。この条件で運べる日が何日あるかを、先に数えてください。ご自身が別居なら、持ち込みは最初から数に入れないほうが計画が立ちます。

そして、判断する人が複数いることが多い場面でもあります。残す物でご家族の意見が分かれたときは、決めずに「保留」の箱を作っておくと作業が止まりません。捨てる前に確認したい物は 実家じまいで捨ててはいけないもの にまとめています。

値段がつきやすい品物と、つきにくい品物

長く住まわれた家には、ご家族が価値をご存じない物が残っていることがあります。「もう古いから」と決めてしまう前に、一度確認しておきたい品目を挙げます。

  • 着物・和装小物/証紙や作家名が分かるもの、状態の良いもの
  • 時計・貴金属・宝飾品/ブランド時計、金やプラチナの製品など
  • 骨董・美術品/掛軸、茶道具、絵画、陶磁器など
  • カメラ・レンズ・楽器/古くても需要のある機種があります
  • 切手・古銭・記念品/まとめて保管されていることが多い品目です
  • ブランド品/バッグ、財布、アクセサリーなど
  • 未開封の贈答品/食器、タオル、酒器など。押し入れの奥に残りがちです
  • 比較的新しい家具・家電/製造年が新しく、状態の良いもの

品目ごとの見方は 着物の買取ブランド品の買取骨董品・貴金属の買取 にまとめています。

反対に、対象になりにくいのは、化粧板が浮いている物、脚やレールがぐらついている物、分解しないと部屋から出せない物、組み立て式で再度の組み立てが難しい物です。長く空き部屋だった和室では、湿気で軸や紙物が傷んでいることもあります。この線引きは現物を見ないと判断できません。まずはお問い合わせいただき、訪問して確認しています。

区に出す・自分で持ち込む・買取に出す、3つを並べて比べる

練馬区で実家の家財を減らす方法は、大きく3つあります。費用・手間・時間の3点で並べます。どれが向いているかは、点数と状態、そして動ける日数で変わります。

 区の収集に出す自分で持ち込む買取に出す
費用有料。有料粗大ごみ処理券(A券200円・B券300円)を組み合わせて貼る同じく有料。処理券を貼って持ち込む買取できる物は費用がかかりません。買取できない物の扱いは、量と品目により見積もりで提示します
手間申し込み、処理券の購入、当日の朝8時までに決まった場所へ運び出し事前申込、車の用意、積み込みと荷降ろし、本人確認書類ご在宅で立ち会っていただきます。運び出しはスタッフが行います
枠・時間申し込みから収集日まで日数がかかります1回15個・年度内3回まで。受付は午前9時〜11時、午後2時〜4時日程は調整のうえ決めます。ご希望に沿えない日もあります
向いている場合運ぶ車がなく、点数も多くないご本人か同一世帯の方が動けて、点数が15個に収まり、自家用車と人手があり、受付時間に間に合う値段がつきそうな品物がある、点数が多い、帰省できる日が限られている

すべてをお引き受けできるとは限りません。品目や状態によっては、区の制度をご案内したほうが早いこともあります。

エコラビのスタッフ2名が木製のたんすを運び出し、お客様は離れて見守っている様子
運び出しはスタッフが行います。持ち上げていただくことはありません
実家じまいの進め方、家財の整理で失敗しない順番

親御さんが一人でいるときの訪問買取には、法律の決まりがあります

実家の片付けが始まると、ご近所や電話をきっかけに買取の話が持ち込まれることがあります。ご家族が離れて暮らしている場合、親御さんが一人で応対することになります。

ご自宅など店舗以外の場所で品物を買い取る取引は、特定商取引法の訪問購入にあたります。消費者庁の案内では、次のことが定められています。

  • 勧誘の要請をしていない相手の自宅などで、契約の勧誘をしたり、勧誘を受ける意思の有無を確認したりしてはいけないこと(不招請勧誘の禁止)
  • 勧誘に先立って、事業者の名称・勧誘の目的・買い取ろうとする物品の種類を告げること
  • 契約の申し込みや締結の際に、決められた事項を記載した書面を交付すること
  • 法定書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録によって申し込みの撤回や契約の解除ができること
  • その期間内は、事業者に対して品物の引き渡しを断ることができること

ただし、すべての品物が対象になるわけではありません。国民生活センターの案内では、二輪以外の自動車、家具、大型家電、本・CD・DVD・ゲームソフト類、有価証券は訪問購入の規定の適用外で、クーリング・オフができないとされています。

離れて暮らしているご家族にできるのは、「呼んでいない相手には家に上がってもらわなくてよい」「書面をもらったら捨てずに置いておく」の2つを伝えておくことです。困ったときの相談先は、お住まいの消費生活センターで、消費者ホットライン188から案内を受けられます。

エコラビは古物商許可(許可番号 305552421884)のもとで買取を行っています。ご連絡をいただいてから日程を調整して伺います。確認の前に金額だけを先にお約束することはありません。査定額にご納得いただけない場合、その場で契約を進めることもありません。

読者

親が「もう全部捨てる」と言っています。止めたほうがいいですか?

エコラビ

止めるというより、順番を変えるのがおすすめです。まず「残す物」を決めていただき、そのあとで残りを見る。この順にすると、迷う時間がぐっと減ります。

価値が分からない物は、捨てずに一か所へ寄せておいてください。箱や保証書、付属品が一緒にあると確認の助けになります。無理に洗ったり磨いたりしないほうがよい品物もあります。

練馬区の粗大ごみの手続き(買取に出さない分)

申し込み

まず料金検索で品目を確認し、収集か持ち込みかを選んでから粗大ごみ受付センター(03-5703-5399)へ申し込みます。インターネットからの申し込みは24時間受け付けています。収集も持ち込みも事前の申し込みが必要です。

収集

有料粗大ごみ処理券(A券200円・B券300円)を購入し、手数料分を組み合わせて品物に貼ります。収集日当日の朝8時までに、戸建ては道路に面した敷地内へ、集合住宅は粗大ごみ置き場や敷地入口付近へ出します。インターネットから収集を申し込む場合は、オンライン決済も利用できます。

持ち込み(練馬区資源循環センター)

谷原1丁目2番20号の練馬区資源循環センターへ、有料粗大ごみ処理券を貼って持ち込みます。1回15個まで、一世帯あたり年度内3回(4月から3月まで)までです。申し込みの際に指定した日時に持ち込みます(土曜・日曜・祝日も可能で、午前9時から11時、午後2時から4時まで)。この時間帯であればいつ行ってもよい、という仕組みではありません。事前の申し込みが必須で、当日は本人確認書類が必要です。

持ち込めるのは、申し込みをされたご本人または同一世帯(同一住所)の方のみで、他人の粗大ごみは持ち込めません。車両は自家用車またはレンタカー(2トン車まで)に限られ、運送業の車両では持ち込めません。

区の粗大ごみの申し込み・収集・持ち込みを当社が代行するものではありません。区へ出す分は、練馬区の案内に沿ってお申し込みください。制度そのものは 練馬区の粗大ごみ に詳しくまとめています。

始める前に決めておく5つ

1. どちらの場面かをはっきりさせる

親御さんが元気なうちに進めるのか、期限までに家を空けるのか。ここで急ぎ方が変わります。

2. 残す物を先に決める

写真、書類、思い出の品。「残す物」を一か所に集めてから、残りに手をつけます。意見が分かれる物は保留で構いません。

3. 価値が分からない物を集める

着物、時計、貴金属、掛軸、カメラ、切手、未開封の贈答品。判断がつかない物は捨てずにまとめ、付属品や箱も一緒にしておきます。

4. 明らかに処分する物を数える

ここで初めて、区に出す点数が見えます。15個・3回の枠に収まるかどうかで、持ち込みか収集かが決まります。

5. 動ける日から逆算する

帰省できる日、資源循環センターの受付時間、収集日までの日数。この3つを並べて数えると、無理のない計画になります。

練馬区でエコラビにご相談いただく場合

実家の片付けでは、ご家族の目には「ただの古い物」に見えていた品物に値段がつくことがあります。どこで線を引くかは、現物を見ないと判断できません。訪問して、買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物を分けてお伝えします。査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。

ご相談の際は、品物の種類とおおよその点数、お住まいの形(戸建てか集合住宅か)と階数、エレベーターの有無を伺います。この時点で費用は発生しません。日程を調整して伺い、その場で仕分けたうえで見積もりをお伝えします。お受けになるかどうかは、金額をお聞きになってから決めていただけます。

まだ何も決まっていない段階でも構いません。どこから手をつけるかで迷っているうちが、いちばん相談しやすい時期です。

この記事で分かること

  • 1. 練馬区は、自分で持ち込んでも手数料がかかります
  • 2. 持ち込みは1回15個・一世帯あたり年度内3回まで
  • 3. 持ち込めるのは、ご本人か同一世帯の方だけです
  • 親御さんが元気なうちに進める場合
  • 家を空けるとき(退去日や引き渡し日が決まっている場合)

よくあるご質問

練馬区の粗大ごみは、自分で持ち込めば安くなりますか?

練馬区の自己搬入は無料ではありません。有料粗大ごみ処理券を貼って練馬区資源循環センターへ持ち込む形です。持ち込みで省けるのは収集日を待つ時間で、手数料そのものは変わりません。近隣の自治体には持ち込みが無料のところもあるため、混同しやすい点です。

実家一軒分を持ち込みだけで片付けられますか?

難しいことが多いです。区が示しているのは「1回15個まで」と「一世帯あたり年度内3回(4月から3月まで)まで」の2つで、掛け算をすれば年度内45個になります。家具・寝具・家電を数え始めると、この枠は思ったより早く埋まります。収まらない分は収集の申し込みが必要です。なお持ち込めるのは、申し込みをされたご本人または同一世帯(同一住所)の方のみで、別居のご家族が代わりに運ぶことはできません。

練馬区の粗大ごみは何センチからですか?

原則として、おおむね30センチメートル角を超えるもので、耐久消費財を中心とした大型ごみが対象です。分解や切断をしても粗大ごみとして扱われます。迷う品目は、練馬区の料金検索または粗大ごみ受付センター(03-5703-5399)でご確認ください。

テレビや冷蔵庫も区に出せますか?

洗濯機・テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・衣類乾燥機は区では収集しておらず、小売店への引き取り依頼が案内されています。家庭用パソコンはメーカーでの引き取りです。実家の片付けではこれらがまとめて出てくることが多いため、数と種類を先に控えておくと段取りが立てやすくなります。

親が一人でいるときに、買取業者が訪ねてきたら?

特定商取引法では、勧誘の要請をしていない相手の自宅などで契約の勧誘をすること自体が禁じられています。勧誘に先立って、事業者の名称・勧誘の目的・買い取ろうとする物品の種類を告げる決まりもあります。もし契約してしまっても、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内なら、書面または電磁的記録で撤回や解除ができ、その間は品物の引き渡しを断れます。ただし、二輪以外の自動車、家具、大型家電、本・CD・DVD・ゲームソフト類、有価証券は訪問購入の規定の対象外で、クーリング・オフができません。不安なときは消費者ホットライン188へご相談ください。

査定に費用はかかりますか?

査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。金額をお聞きになってから決めていただけます。