葛飾区で遺品を手放すとき 早わかり(2026年8月11日時点)

粗大ごみの大きさ高さ・幅・奥行のいずれか一辺が30センチメートルを超えるもの
一辺180センチ超収集できません。180センチ以下に切断してください。品目によっては収集可能なものもあるため、区の「粗大ごみ品目・処理手数料一覧表」の特記事項をご確認ください。なお解体しても、原則として料金は解体前の品目・サイズです
70キロ超収集できません。ただし分割などで70キロ以下になる場合は、粗大ごみ受付センターへお問い合わせください
収集の申し込み粗大ごみ受付センター 0570-099-799(土日祝を含む毎日 8:00〜19:00・年末年始を除く)/インターネットは24時間(年末年始を除く)
収集の手数料有料粗大ごみ処理券(A券200円・B券300円)を購入して貼る
出す時間収集日当日の朝8時までに屋外の指定場所へ
持ち込みの手数料収集の場合のおおむね半額/収集手数料が300円の品目は無料
持ち込みの上限1世帯につき年度内30点まで/午前8時〜午後4時/事前申込・身分証が必要
持ち込み先葛飾東(東水元)持込ステーション:東水元4-5-6/葛飾西(奥戸)持込ステーション:奥戸3-23-28(12月29日〜1月3日は休み)
区で扱わないもの家電リサイクル法対象品、パソコン、自動車・二輪車、処理困難物(タイヤ、ピアノ、消火器、耐火金庫、建築廃材など)、有害性・危険性のあるもの(ガスボンベ類、薬品類、バッテリーなど)、フロンガス使用品、事業系の粗大ごみ など
訪問での買取の決まり特定商取引法の訪問購入。法定書面を受け取った日から数えて8日以内はクーリング・オフができる(家具など一部の品目は対象外)
買取の対象になりやすい品物着物、貴金属、時計、骨董品、ブランド品、カメラ、楽器、工具、桐たんす・和家具

この記事は2026年8月11日時点で 葛飾区公式サイト(粗大ごみの出し方)国民生活センターの公表資料消費者庁 特定商取引法ガイド(訪問購入)国民生活センター 消費者トラブルFAQ(訪問買取でクーリング・オフできる対象品) を確認して作成しています。手数料や受付条件は変更されることがあるため、お申し込み前に区の最新のお知らせをご確認ください。

大きな家具は、寸法を測るところから始まります

遺品整理でよく出てくるのが、和室の整理たんす、桐たんす、仏壇、大型の食器棚です。長年その家にあった家具は、今の住宅で売られている物より大きいことがあります。

葛飾区の粗大ごみには上限があります。区の案内にはこう書かれています。

一辺が180cmを超えるものは収集できません。180cm以下に切断してください。品目によっては収集可能なものもありますので「粗大ごみ品目・処理手数料一覧表」の特記事項を確認してください

「出せない」で終わりではありません。180センチ以下に切断すれば出せる場合がありますし、品目によっては例外があります。ただし区の案内には「解体した場合も、原則として解体前の品目・サイズ・料金です。解体した品物を板類一束やパイプ類等で申し込むことはできません」とあり、切っても、原則として手数料は安くなりません。まずは寸法を測り、区の一覧表の特記事項を見るか、粗大ごみ受付センター(0570-099-799)に品目を伝えて確認するのが確実です。

重さにも同じ考え方があります。70キログラムを超える品目は収集できないとされていますが、区の案内には「分割等をすることで70kg以下になる場合は、粗大ごみ受付センターへお問い合わせください」と書かれています。分割できるかどうかで扱いが変わります。

当日つまずく5つのこと

1. 寸法と重さが分からないまま申し込んでしまう

電話やインターネットで申し込むとき、品目名だけで進めてしまうことがあります。上限に当たる家具の場合、当日になって出せないと分かることがあります。

いちばん長いところをメジャーで測ってから申し込む。これだけで、当日の行き違いはかなり減ります。

2. 切断や分割は、自分の作業になります

180センチ以下に切断すれば出せる、と言っても、切断そのものは区が行うものではありません。工具と作業する場所、そして片付けの手間が必要です。

「切れば出せる」と「切るのが簡単」は別です。しかも手数料は、原則として切る前の品目・サイズで計算されます。集合住宅や、道具のないお住まいでは、ここで止まることがあります。

3. 持ち込みは年度内30点まで。家一軒分では足りないことがあります

持ち込みは1世帯につき年度内30点までで、手数料は収集のおおむね半額になります。収集手数料が300円の品目は無料です。ただし家一軒分の家財となると、30点では収まらないことがあります。

事前の申し込みが必須で、本人限定の受付となり、身分証の提出が必要です。受付は午前8時から午後4時まで。持込先は葛飾東(東水元4-5-6)と葛飾西(奥戸3-23-28)の2か所です。

4. 運び出しが難しいときは、区に支援の制度があります

葛飾区の清掃事務所では、65才以上の高齢者または運び出しに支障がある障がいのある方のみの世帯で、自宅前などの排出場所まで運び出すことが難しい方に、粗大ごみを運び出す手伝いをしています。ご希望の場合は、お客様から清掃事務所(03-3693-6113/月曜日から土曜日・年末年始を除く・午前7時40分から午後4時25分まで)へご連絡ください。当社が区へ代わりにお申し込みすることはしていません。

ただし、次の場合は対象外とされています。

  • 区内に運び出しを手伝えるご家族がいる場合
  • 引越しにともなう粗大ごみの運び出し
  • 概ね5点を超える粗大ごみの運び出し
  • 大規模なリフォームや修繕にともなう運び出し
  • 職員2名で家の外まで安全に運び出せない大きさ・重量のある品物
  • そのままの状態で玄関から出せないもの(解体作業は行っていません)
  • 粗大ごみ以外の運び出し/家の片付けや家具の移動等の手伝い
  • その他、清掃事務所が運び出しの対象外と判断した場合

遺品整理では点数がまとまることが多く、概ね5点という枠に収まらない場合があります。まずは点数を数えたうえで、この制度が使えるかを清掃事務所へご確認ください。

5. 区で扱わない品目が混ざります

遺品整理では、区の粗大ごみでは扱えない物がよく出てきます。テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル法対象品、パソコン、そして耐火金庫やピアノ、消火器といった処理困難物です。

ガスボンベ類、薬品類、バッテリー、ポータブル電源なども区では扱いません。品目ごとに引き取り先が分かれるため、先に仕分けておくと動きやすくなります。

読者

とにかく早く片付けたいのですが、何から手を付ければいいですか?

エコラビ

残す物と手放す物を分けるところからです。急いで処分を進めると、あとから「あれは取っておけばよかった」となりやすいところです。

国民生活センターも、契約の前に見積もりを取り、内容を具体的に確認することを勧めています。これは私たちに依頼される場合も同じです。

手数料が免除・減額になる場合があります

葛飾区では、次の方が事前に申請することで処理手数料が免除になります。申し込みの際に申し出ると、申請書が送られます。

  • 生活保護受給者/児童扶養手当受給者/特別児童扶養手当受給者
  • 中国残留邦人等支援給付受給者/老齢福祉年金受給者(原則として明治44年4月1日までに生まれた方が対象)

また、火災や台風などの災害を受けた方は、手数料が9割減額になる場合があります(清掃事務所へ相談)。免除の申請をする場合、インターネットでの申し込みはできません。粗大ごみ受付センター(0570-099-799)へ電話で申し込みます。

国民生活センターが勧めている確認のしかた

独立行政法人国民生活センターは2018年7月19日に、遺品整理サービスの契約トラブルについて公表しています。全国の消費生活センターに寄せられた相談は、2013年度73件、2014年度109件、2015年度90件、2016年度114件、2017年度105件と推移しています。

公表資料の「消費者へのアドバイス」は、次の5点です(原文のまま)。

  • 複数社から見積もりを取るなど、事業者の選定は慎重に行いましょう
  • 作業内容や費用を明確に出してもらうなど、見積書の内容を十分に確認しましょう
  • 料金やキャンセル料、具体的な作業内容について事前に確認するようにしましょう
  • 残しておく遺品と処分する遺品を明確に分けておくようにしましょう
  • 事業者とトラブルになった場合には消費生活センターに相談しましょう

なお、この件数は遺品整理サービスに関する相談で、遺品の買い取りを目的とする相談は含まれていませんと資料に注記されています。

この助言は、エコラビにご依頼いただく場合にも等しく当てはまります。私どもも、作業内容と費用をご説明したうえで、ご納得いただいた内容で進めます。相見積もりを取っていただいて構いません。万一トラブルになった場合の相談先として、お住まいの自治体の消費生活センター(消費者ホットライン188)があることも申し添えます。

区に出す・自分で持ち込む・買取に出す、3つを並べて比べる

葛飾区で遺品を手放す方法は、大きく3つあります。費用・手間・時間の3点で並べます。

 区の収集に出す自分で持ち込む買取に出す
費用有料。品目ごとの手数料(A券200円・B券300円の組み合わせ)収集のおおむね半額。収集手数料300円の品目は無料買取できる物は費用がかかりません。買取できない物の扱いは、量と品目により見積もりで提示します
手間申し込み、処理券の購入、当日の朝8時までに外へ運び出し事前申込、車の用意、積み込みと荷降ろし、身分証の提出ご在宅で立ち会っていただきます。運び出しはスタッフが行います
点数・車両一日に処理できる量には限りがあると案内されています1世帯につき年度内30点まで/使える車は原則、自家用車(業務用を除く)またはレンタカーで2トンまで点数が多い場合もまとめて確認します
大きい・重い物一辺180センチ超は切断が必要(品目により例外あり)。70キロ超は分割で70キロ以下になる場合は要相談現物と搬出経路を確認したうえで判断します
向いている場合持ち込む車がなく、点数も多くない点数が少なく、車と人手がある値段がつきそうな品物がある、点数が多い、運び出しが難しい

すべてをお引き受けできるとは限りません。品目や状態によっては、区の制度をご案内したほうが早いこともあります。

エコラビのスタッフ2名が木製のたんすを運び出し、お客様は離れて見守っている様子
運び出しはスタッフが行います。お客様に持ち上げていただくことはありません
葛飾区の粗大ごみは180cm超を出せません|持ち込みは年度内30点まで

遺品で値段がつきやすい品物

故人のお住まいからは、ご家族が価値を知らない品物が出てくることがあります。古くても、状態や種類によって買取の対象になることがあります。

ご自身で価値を調べる必要はありません。汚れているものを洗ったり磨いたりすると、かえって価値を下げてしまう場合がありますので、そのままの状態でお見せください。何を残すべきか迷ったときは 実家じまいで捨ててはいけないもの もあわせてご覧ください。

訪問での買取の決まり。クーリング・オフは8日間、ただし対象外の品目があります

ご自宅など店舗以外の場所で品物を買い取る取引は、特定商取引法の訪問購入にあたります。消費者庁の案内では、次のことが定められています。

  • 勧誘に先立って、事業者の名称・勧誘の目的・購入しようとする物品の種類を告げること
  • 勧誘の要請をしていない相手の自宅などで、契約の勧誘をしてはいけないこと(不招請勧誘の禁止)
  • 契約の申し込みや締結の際に、決められた事項を記載した書面を交付すること
  • 法定書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録によって申し込みの撤回や契約の解除ができること
  • その期間内は、事業者に対して品物の引き渡しを断ることができること

ただし、すべての品物が対象になるわけではありません。国民生活センターの案内では、二輪以外の自動車、家具、大型家電、本・CD・DVD・ゲームソフト類、有価証券は訪問購入の規定の適用外で、クーリング・オフができないとされています。この記事で触れている桐たんすや和家具は、この「家具」にあたります。その場で決めずに、ご家族と相談してからお返事いただいて構いません。

ご相談から作業までの流れ

1. お問い合わせ

お電話またはフォームでご連絡ください。品物の種類、おおよその点数、お住まいの階数とエレベーターの有無を伺います。この時点で費用は発生しません。

2. 訪問して査定

日程を調整して伺います。買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物をその場で分けてお伝えします。写真だけでの査定は行っていませんので、実際に見せていただきます。

3. 金額と作業内容をお聞きになってから判断

見積もりをお伝えしたうえで、お受けするかどうかを決めていただけます。その場でお断りいただいても、費用はかかりません。ご家族と相談してから決めたい、というお申し出にも対応します。査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。

葛飾区でエコラビにご相談いただく場合

エコラビは古物商許可(許可番号 305552421884)のもとで買取を行っています。品物を確認する前に、金額だけを先にお約束することはありません。買取の際は、古物営業法に基づいて本人確認書類を確認させていただきます。運転免許証やマイナンバーカードをご用意ください。

買取に回せない品物の片付けや搬出作業には費用がかかる場合があります。作業内容と費用は、品物・量・搬出条件を確認して事前にご説明し、ご納得いただいた内容で進めます。

遺品整理をいつから始めるかで迷われている場合は 遺品整理はいつから始めるか、区ごとの手順の違いは 東京の遺品整理 にまとめています。ご存命のうちに整理を進めたい場合は 生前整理の進め方 をご覧ください。

この記事で分かること

  • 1. 寸法と重さが分からないまま申し込むと、当日に出せないことがあります
  • 2. 切断や分割は自分の作業で、しかも料金は原則として解体前の品目・サイズで決まります
  • 3. 持ち込みは年度内30点まで。家一軒分では足りないことがあります
  • 4. 運び出しが難しいときは、区に支援の制度があります(清掃事務所 03-3693-6113)
  • 5. 耐火金庫など、区で扱わない品目が混ざります
  • 6. 訪問での買取は8日間クーリング・オフできますが、家具は対象外です

よくあるご質問

葛飾区で180センチを超える家具は、まったく出せないのですか?

区の案内では「一辺が180cmを超えるものは収集できません。180cm以下に切断してください」とされています。あわせて「品目によっては収集可能なものもありますので『粗大ごみ品目・処理手数料一覧表』の特記事項を確認してください」とも書かれています。つまり、切断すれば出せる場合と、品目によって例外がある場合があります。寸法を測ったうえで、粗大ごみ受付センター(0570-099-799)または一覧表でご確認ください。

重い家具はどうなりますか?

70キログラムを超える品目は収集できないとされています。ただし区の案内には「70kgを超える品目であっても、分割等をすることで70kg以下になる場合は、粗大ごみ受付センターへお問い合わせください」と書かれています。分割できるかどうかで扱いが変わりますので、まず受付センターへご相談ください。

遺品整理で出た品物、何から手を付ければいいですか?

残す物と手放す物を分けるところからです。国民生活センターの公表資料も「残しておく遺品と処分する遺品を明確に分けておくようにしましょう」と勧めています。あわせて、複数社から見積もりを取って事業者の選定を慎重に行うこと、作業内容や費用を明確に出してもらい見積書の内容を十分に確認すること、料金やキャンセル料・具体的な作業内容を事前に確認することも挙げられています。急いで処分を進めるより、先に全体を見て、値段がつく物が混ざっていないかを確認したほうが、あとで悔やまずに済みます。

どんな品物なら値段がつきますか?

着物、貴金属、時計、骨董品、ブランド品、カメラ、楽器、工具などは、古くても状態や種類によって買取の対象になることがあります。家具は、桐たんすや和家具、5年以内に購入した物、ブランド名の入った物が対象になりやすい品目です。現物を見ないと判断できないため、訪問して確認しています。写真だけでの査定は行っていません。

仏壇や仏具も引き取ってもらえますか?

品物の状態と種類によります。仏壇は大きさによって区の上限(一辺180センチ・70キロ)に当たることがあり、扱いが分かれます。ご相談いただいた際に、現物を見たうえで、買取として確認できるか、区へ出したほうがよいかをお伝えします。すべてをお引き受けできるとは限りません。

訪問で買い取ってもらったあと、やめることはできますか?

ご自宅での買取は特定商取引法の訪問購入にあたり、法定書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録によって申し込みの撤回や契約の解除ができます。その期間内は品物の引き渡しを断ることもできます。ただし国民生活センターの案内では、二輪以外の自動車、家具、大型家電、本・CD・DVD・ゲームソフト類、有価証券は訪問購入の規定の適用外とされており、クーリング・オフができません。桐たんすや和家具はこの「家具」にあたります。その場で決めず、ご家族と相談してからお返事いただいて構いません。

区の運び出しの支援は使えますか?

葛飾区の清掃事務所では、65才以上の高齢者または運び出しに支障がある障がいのある方のみの世帯で、排出場所まで運び出すことが難しい方に、運び出しの手伝いをしています。連絡先は清掃事務所(03-3693-6113/月曜から土曜・年末年始を除く・午前7時40分〜午後4時25分)です。ただし引越しにともなう運び出し、概ね5点を超える運び出し、そのままの状態で玄関から出せないものなどは対象外とされています。遺品整理では点数がまとまりやすいため、まず点数を数えてからご確認ください。

査定に費用はかかりますか?

査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。金額と作業内容をお聞きになってから決めていただけます。